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「モチイエ女子」、ありだと思う。

つい最近まで、女性がひとりで家をもつって
ごく少数派で、ちょっと変わってると思われていた。
マイホームをもつことは、家族の幸せと考えられていた。

いったい誰がそんなことを決めたんだろう。

女性が家をもつって、あんがいあたりまえじゃない?

そんな声が聞こえてきそうなほど、
今、ごくフツーの女子たちが、じぶんの家を買う時代になっています。

家というホームグラウンドを手に入れ、
これまで以上にパワフルに、イキイキと輝いてる「モチイエ女子」。

そんな新しい女性たちが増えれば、この国はもっともっと元気になるから。
なによりそんな未来が、素敵でおもしろそうに思うから。
私たちはこの「モチイエ女子project」を通し、
その生き方、あり!と宣言します。

モチイエ女子web

お知らせ

モチイエ女子webにて、エッセイなど多数寄稿いただきました 雨宮まみさんがご逝去されました。心からお悔やみを申し上げます。 感謝と哀悼の意を込めまして、これまでの雨宮さんの作品、およびご出演いただいたコンテンツは、このまま掲載させていただきます。 どうか、ご愛読いただけますと幸いです。

理想の部屋まで何マイル? 特別編  Vol.2

「理想の部屋まで何マイル?」書籍化記念 雨宮まみ × メレ山メレ子、特別対談!

理想の部屋まで何マイル? 特別編  Vol.2

理想の家探しの難しさ

最初『モチイエ女子web』の連載の話をいただいたとき、「自分でいいのか?」という気持ちがあったんですよね。家、持ってないし、買うことも考えたことがなくて。自分には無理だな、という諦めの気持ちがあって、「家を買う」連載じゃなく、女の一人暮らしについての連載にしたんですけど、その頃にメレ子さんが家を探し始めてて、その様子がトレジャーハンティングみたいでめちゃくちゃ楽しそうで、「あ、自分より年下で、家を買うことを考える人もいるのか」って、目が覚めるような気持ちになって。

私も、去年の夏ぐらいまでは全然考えたことがなくて。引越しをしなきゃいけなくなったときに、「何これ?」みたいな物件ばっかり見せられて。

ありますよね。「お前ここ住めるのかよ?」みたいな家、平気で紹介されたり……。私、「天井低いですね」って言ったら、「彼氏さん、背高いんですか?」って言われたことあって、「今、私が、低いって感じてるんだよ!」ってキレそうになったことがある。

内見に連れてってもらっても全然満足できないので、物件情報が綴じてあるバインダーみたいなやつ持ってきてもらって、それを見ながら話してると「ローンだと、同じ支払い額でも全然違ってくるんですけどね」って言われて、そこで始めて「そういうのもあるのか」みたいな感じで。その発想はなかったですよ。で、それもいいかもと考えて探し始めたら、結構楽しくなっちゃって。

理想の部屋まで何マイル? 特別編  Vol.2

メレ子さんは、古くて味わいのある物件が好きなんですよね。

古いの好きですね。70年代ぐらいのモルタルの、白い建物。

白くて、屋根が青いシリーズあるよね。ベランダがかわいいやつ。

秀和レジデンスだ。あれ、けっこう見ましたよ。

メレ子さんみたいに、好みがはっきりしてると、条件だけでは探せないから、見に行くしかないじゃない? 一見条件的に良かったら期待しちゃうし、見に行って違う感じだったらガッカリするし、その繰り返しって疲れませんか?

よくなかったときの疲れ具合はすごいですね(笑)。

賃貸でもそうだけど、家を探してるときって「本当に見つかるんだろうか」って不安で……終わりが見えない戦いみたいに思えてくるときあるよね(笑)。

うん。あと、嘘つくのが平気な業者さんもいたりして、「これもう買い付け入ってるんですよ」って急かして買わせようとしてきたりするんですよね。直接売り主さんに聞いたら「買い付け? えっ?」みたいな反応だったりして(笑)。今は、ここなら本当に欲しいなっていうのをいくつか見つけておいて、空き部屋が出るのを待つしかないような状況なので、少し落ち着いてますけど。

そのほうがいいよね。私も、今の部屋は同じマンションで他の空き部屋を見た直後に、その部屋が埋まっちゃって。不動産屋さんに「あのマンション、郵便受けにガムテープ貼ってあったところが3箇所あったから、他にも空室があるはずなので探してください!」って探してもらって。

すごい執念(笑)。

不動産探すときって、人はちょっとマッドになるような気がする。

不動産探偵だ(笑)。

でも、メレ子さんは信頼できる不動産屋さんに会ってからの内見が楽しそうでしたよね。

マタノ氏ですね。

マタノ氏の活躍ぶりが、聞いてるだけですごくて。他の物件を良く見せるために、どうでもいい物件を見せたりする不動産屋さんっていますけど、そういうのが全然ない感じで、行動も的確で。

コンシェルジュ感が半端ないんですよね。

そういうメレ子さんの流れを見てて、連載や本にも書きましたけど、私も、「自分がマンションを買う」ということが視野に入ってきた瞬間があったんですよね。で、マタノ氏を紹介してもらって、初期費用どのくらいかかるか、ローン組むならどうなるか、全部説明してもらって……。あれは本当にありがたかったです。

理想の部屋まで何マイル? 特別編  Vol.2

買うのと賃貸、どっちが正解?

よく「賃貸と持ち家、どっちがお得?」みたいな議論があるじゃないですか。

ありますねぇ。私、家を買うことが怖いのと、どうせ買えないだろうっていう諦めもあって「賃貸のほうが正解なんだ!」って思い込もうとしてたことがある。

でも、結局一般的に言えることって何もないんですよね。そりゃあ、35年ローンで定年まで働き続けることを前提にローンを組むリスクはありますけど、今の賃貸ってそもそも釘一本打てないでしょ?

狂ってるよね(笑)。賃貸とはいえ、けっこうな家賃払ってる家に、釘一本打てない状態で35年住むことも、普通にあるわけで。「それって、自分の家なの?」と思うんですよ。釘だけじゃなく、ペット不可とか喫煙不可とか、部屋が傷むのが嫌なのはわかるけど、どうせ長年住んだら壁紙張替えるお金請求してくるに決まってるのに、そこまで言う!? って思う。

どういうこと? って思いますよね。私は、やっぱり自分が帰ってきたときに、本当に満足できるような空間にしておきたいなと思って、それも持ち家が欲しいと思った理由のひとつですね。

賃貸で、壁紙張替えてもいいとは思うんですよ。でも、それ、人の家じゃん、って思うと……。

何十万かけて張替えたりしても、結局出ていかなきゃいけないんだったら、つらいですよね。

逆に、持ち家で大変なことってありますか?

30代でマンション買ったら、管理組合の役員とかもまわってくると思うんですよ。でもそれをやっていかないと、古い物件だと修繕や建て替えが乗り切れないだろうなと。そこで、自分が死ぬまで住めれば物件の価値が下がってもいいやと思ってるおじいちゃんとかと戦わなきゃいけなくなるかもな~とかは考えてますね。

マンション内の政治だ!

買う前に、そのマンションの総会議事録とか、渋られながらも出してもらって見てるんですけど、そういう問題がけっこう載ってますね。

修繕積立費用にリアリティも出てきますよね。

私、会社員なので、今まで自分の給料の毎月の収支のことぐらいしか考えてなかったんですけど、家のことを考えるようになって、そういうことも含めて今まで考えたことのなかった長期のスパンで、お金について考えるようになったんですよね。だから、もし買わなかったとしても、こういうことを知ったのは割と面白い経験だったなと。

私はフリーだから、その日暮らしというか、仕事が来なくなったときのために最低限食べていけるだけの貯金をしなければ、としか考えてなかった。特に儲かってるわけでもないし、「家」という財産を持てると思ってなかったんだよね。でも、老後は国民年金しか頼るものがない生活ってずっと不安で。家のことを考えると、ローン終わった家さえあればその不安はだいぶ減るなと思ったんですよ。

今のうちに頑張って、ローンを早めに返し終えることができたら、よっぽどのことがない限りは、50代ぐらいで仕事を失っても、アルバイトしてやっていけるかな、みたいなことは私も考えましたね(笑)。

私も、30歳前に家のことが視野に入っていれば、もうちょっと頑張って貯金してたと思う……。

わかる(笑)。私もこんな、旅行でお金が全部飛んじゃうような生活してなかったと思う。

家を持つための目標金額もわからなかったから、やる気も起きなかったんだよね。無駄遣いが直ってたかっていうと別だけど、わかってれば、意識は全然違ってたと思う。

老後のための貯蓄、って言われても、まったく響かないよね。

響かない。何年生きるか、病気するかもわからないのに、十分な額を用意するなんて不可能としか思えない。それに比べたら、家に関することって相場もあるし、老後の計画から家賃を引くことができると思うと、全然いい。

家のことを考えておくことで、ちょっと自由になった気がしましたね。

うん。「家が持てるかも」と思った瞬間、希望が見えましたね(笑)。

理想の部屋まで何マイル? 特別編  Vol.2

ひとり暮らし、結婚?「モチイエ女子」の今後とは?

家を買うことを考えないようにしちゃうところってあるでしょう? それこそ「マンション欲しい」っていう話をすると「あ、一人で生きていくんだね」みたいな(笑)。

あるね(笑)。20代は特にそれが強かった。「いつかは結婚して、相手がお金持ちだったら広い家に住めるかも~」とか、「高城剛さんみたいな人と結婚して、世界中を旅する生活になっちゃうかも~」とか思ってるとこがあって、夢見ないで貯金しろってぶん殴りたい(笑)。でも、たとえそういう人と結婚したとしても、家を持ってることは無駄にはならないと思うんだよね。

そういう人生計画の話もあるけど、私は友達を呼べる部屋にしたいとか、もし友達に何かあったときに、ちょっと置いてあげられるような場所があればいいなというのもあって。みんな、いつ何があるかわからないじゃないですか。

それはあるねぇ。友達に助けてもらってる部分も大きいから、避難場所みたいな感じでそこそこのスペースがある家があると、いいよね。

なんなら一軒家とか買って、いろんな人が来て好き勝手してるような家にできないかなと思ったりもします。大阪に、けだもの荘っていう、生きもの系のサークルで知り合った女子が三人で集まって住んでる一軒家があるんですよ。

けだもの荘!(笑) 趣味が一致してるから、良さそうだけど。

鳥の卵が好きな子がいて、標本にする前の卵が冷蔵庫の3分の1を占めてたりして(笑)。さすがに「いい加減にしろ」って怒られてたみたいですけど、かなり自由な雰囲気で。

メレ子さんは、人と暮らすのは大丈夫?

あんまり大丈夫じゃない(笑)。だから、なかなか踏み切る気持ちにはなれないんだけど、そういう変わった趣味がある人たちが肩身が狭くならない家、みたいなコンセプトだったらいけるかも、と思ったんですよね。

私もけっこうダメで、前は家に友達も呼ばなかった。でも、最近は近所に友達がいたりして、気軽に飲んだりできるのもいいなぁ、と思うようになって……。まだ生活までは考えられないけど、少しずつ変わっていくかも、っていう気もしてる。

私は趣味の関係で、「何々博士」みたいな、自分の強烈なワールドを持ってる人と会う機会があるんですけど、そういう人はやっぱり周りに人が寄ってくるわけですよ。

人気者ですね。

うん。でも、自分はちょっとそこまでの感じじゃないなっていうのも感じてて、だったら私はコミュニティを提供して、みんながちょっと面倒だと思ってる雑用を進んでやるようなポジションに入っていったほうがいいんじゃないかと。

どの年齢になっても、ある程度人との交流がないと、寂しいしつらいと思うんだけど、自分のコミュニケーション能力だけでやっていけるかっていうと、そこには不安があるし、やっぱりどう考えても、すごく人から好かれる人と、そうでもない人って必ずいるでしょう? 話題の中心になれる人と、そうでない人。

そういう差は生じるよね。

親戚間でもあるなと思う。でも、目立たない人にも役割があったりして、バランスが取れていればいいけど、誰とも繋がれないという人が出てきてしまうと……それってもう起きてることだと思うけど、どう寂しくなく暮らしていくか、っていうことは、考えちゃいますね。

まみさんと岸政彦さんの対談(『みんなのミシマガジン』web・雑誌版両方に掲載)で、おばちゃんのコミュニケーション能力がすごいっていう話を読んで、すごくそれ考えましたね。たまたま隣り合った人にいきなり飴あげるぐらいのことは、みんなもっとしてもいいんじゃないかって。あの力はどこかで手に入れたいなと思ってる。

図々しい力みたいなやつね(笑)。私は最近、電車の中で、めっちゃおしゃれにキメてるのに鼻水ズルズルになってる女の子に、ティッシュ渡せなかったことをいまだに後悔してる。おばちゃん力の不足。

そういうとこからですけど、家を買う話と、孤独にどう対応していくかっていう話は割と切り離せないですよね。

うん。メレ子さんの話を聞いてて、集まる場所を提供できるっていうのは、けっこういい案だなーと思っちゃった。

理想の部屋まで何マイル? 特別編  Vol.2

理想の部屋はどんな部屋?

前から訊いてみたかったんだけど、メレ子さんは、どういう部屋が理想なの?

たまに紙とか手帳とかに理想の間取りとか描いてるんですけど、すごい楽しくなるんですよ(笑)。

メレヤン理想のお部屋ノート!(笑) 見たい!

だいぶ固まってきてて、南向きのワイドリビング、できればアイランドキッチン、南北に風が抜けるような間取りがいいなっていう。

ウィリアムモリスの壁紙貼りたいって言ってたよね。

壁紙を寝室だけ変えてみたりしたいなって。家に一番長くいるのって、出かけてなければ土日なので、土曜日曜の夕方ぐらいまでの時間が、家にいても損した感じがしない家にしたいなっていうのがすごくありますね。

私も家にいる時間が長いので、日当たりと風通しは大事かな。あと、リノベーションできるなら、床、変えたい。

無垢材? 無垢材やる?

いや、こう、矢印みたいな寄木細工っぽくなってる……わかるかな? あれ高そうだけど。

イメージとして、こういうのってあります?

私の理想の家は……旧朝香宮邸(現在の目黒庭園美術館)。

どんな感じなんですか?

目黒から徒歩十分ぐらいで、広すぎない一軒家で、とにかく内装が凝っててたまらないんだよね。でも、そんな宮様の家に憧れてもつらいだけだから、「お風呂場が石造りなんて、寒いに決まってる!」とか、一生懸命文句つけてるの……。虚しいよ(笑)。まぁ、そこまで凝らなくていいけど、自分好みのものを取り入れるだけで、全然違うと思うかな。

床とか壁を自分好みにするだけで全然違いますよね。

メレ子さんは、好きなテイストって決まってる?

古い学校や病院みたいな、採光が良くてシャビーな感じかな。予算の範囲内でできるのもその辺かな、というのもあって、けっこう現実的に考えてますね。

私、旧朝香宮邸とか言ってる場合じゃなかった(笑)。それって昔から、メレ子さんの好みだったの?

どうかな? でも30歳ぐらいから、あんまり好きなものとか服とかに迷いがなくなってきて。大学生ぐらいのときは、なんであんなものっていうようなのを……。

ガチャガチャ買いますよね(笑)。

あんな一生懸命買ったのに、何も手元に残ってない(笑)。もし20代のときに家買っていいよって言われるような環境があったとしても、買えなかっただろうなって思う。

絶対、三鷹天命反転住宅とか買ってるわ、私。

こじれてる!(笑)

とんがったところ見せたくて、絶対買ってると思う(笑)。

中銀カプセルタワーとか買ってる可能性ありますよね。大学生ぐらいだと。

でも、これは能町みね子さんが言ってたことなんだけど、不動産の話してるときって、なんか恋愛の話みたいにならない?

ああ……やっぱり、縁とかタイミングとかあるなと感じること、ありますね。私、気に入った物件って、内見に行ったマンションの裏側にあったんですよ。

そういうの、あるよね。私、神戸で「これ欲しい!」っていうマンション見つけたとき、人に写真見せまくってて、メレ子さんにも見せたら「買っちゃいなよ!」って言われた覚えあるよ。「付き合っちゃいなよ!」みたいなノリで。

だってすごいタイミングだったじゃないですか。『東京を生きる』っていう本の発売直前で。

『東京を生きる』とかいう本出して、神戸に移住してたら……。

炎上ですよね(笑)。

いけない恋だと思うと、余計燃え上がるみたいなものがあった(笑)。すごい不安もあったんだけど、次は『神戸を生きる』を出せばいいじゃない! みたいなテキトーな考えもあったりして(笑)。

「まだ東京で消耗してるの?」って(笑)。

まずいね。

消し炭になるまで燃えますね。

消し炭になるくらい燃えてもいいと思ってた、あのときは(笑)。心の中で『天城越え』が流れるようなマンション探しだったな……。まぁ、まともな物件だったんだけどね。

内見、行ってみて欲しかったな~。

でも、そういう選択肢もあるんだな、っていうことが見えたのは、私にとってはすごく良かったんだよね。東京都内じゃなくても、好きな街って他にも見つかるかもしれないし、買える値段のマンションもあるかも、って思えたから、いい経験でした。

買うか買わないかは別として、一度考えてみると、視野が広がりますよね。

人生の捉え方も変わると思う。大きなことだもんね。

理想の部屋まで何マイル? 特別編  Vol.2

(文=雨宮まみ)

いま自分が住んでいる部屋に「自信」、ありますか?

丁寧な暮らし、上質な暮らしのお手本が溢れ、自分もいつかは理想の部屋に住みたいと思う。でも、忙しくて疲れているから、潤沢なお金がないから、インテリアのセンスに自信がないから、「いつか」はなかなかやってこない――。長年1Kの賃貸に住む著者が、それでも自分なりの理想の部屋に近づこうと奮闘し、「ようこそ」と人を招ける部屋になるまで。「満足な暮らし」を目指すすべての人に贈る、等身大の暮らしエッセイ。モチイエ女子webで人気連載中のコラムに、大幅な書き下ろしを加えて、書籍化されました。

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雨宮まみ

雨宮まみ

ライター。編集者を経てフリーのライターになり、女性としての自意識に向き合った自伝的エッセイ『女子をこじらせて』(ポット出版)を上梓、「こじらせ女子」が2013年度の新語・流行語大賞にノミネートされる。 著書に、対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(ベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)など。

プロフィール写真=松沢寫眞事務所

メレ山メレ子

メレ山メレ子

ブロガー/エッセイスト。平日は会社員として勤務。旅ブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」にて青森のイカ焼き屋で飼われていた珍しい顔の秋田犬を「わさお」と名づけて紹介したところ、映画に主演するほどのスター犬になってしまう事件に見舞われた。やがて旅先で出会う虫の魅力に目ざめ、「ときめき昆虫学」(イースト・プレス)を上梓。現在は亜紀書房のWebサイト「あき地」にて、「メメントモリ・ジャーニー」連載中。http://www.akishobo.com/akichi/mereco/

プロフィール写真=川瀬一絵

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