CLOSE

「モチイエ女子」、ありだと思う。

つい最近まで、女性がひとりで家をもつって
ごく少数派で、ちょっと変わってると思われていた。
マイホームをもつことは、家族の幸せと考えられていた。

いったい誰がそんなことを決めたんだろう。

女性が家をもつって、あんがいあたりまえじゃない?

そんな声が聞こえてきそうなほど、
今、ごくフツーの女子たちが、じぶんの家を買う時代になっています。

家というホームグラウンドを手に入れ、
これまで以上にパワフルに、イキイキと輝いてる「モチイエ女子」。

そんな新しい女性たちが増えれば、この国はもっともっと元気になるから。
なによりそんな未来が、素敵でおもしろそうに思うから。
私たちはこの「モチイエ女子project」を通し、
その生き方、あり!と宣言します。

モチイエ女子web

Episode.6 よくばりすぎも恋のうち、な物件。feat. コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス

「えー、本日はお日柄もよく、新郎のタイチくん、新婦のエレナさんにおかれましては……」
新郎の上司が、うわずった声で乾杯の挨拶をしているのを聞くとはなしに聞きながら、エレナの晴れ姿をぼんやりと眺める。母親譲りのクッキリとした目鼻立ち。透き通るような白い肌。“昔ながらの友人の娘”、というひいき目を差し引いても、エレナは文句なしに美人だ。

私がエレナの母親・由美子と知り合ったのは、バブルまっただ中の時代。誰もが浮かれ気分でノリノリだったあの頃、外資系の化粧品メーカーに入社した私は、入社式で由美子を見た瞬間、「絶対に気が合う!」と確信した。なぜかと言われてもうまく説明はできないけれど、めんどくさい壁を作らず、直感を信じて行動する。由美子は、そんな正直で自由なオーラを放っていたのだ(後にその話しをしたら、「今日子こそ、そんな雰囲気バリバリだったわよ!」と大笑いされたけれど)。

その後、由美子はさっさと結婚して娘のエレナを出産。お互い環境は変わったけれど、30年以上経った今も友情は相変わらずだ。変わったことといえば、由美子と私の女子会に、数年前から母親そっくりの性格のエレナが加わったことくらい。エレナと私は、初めて会った日にすぐに意気投合した。今では、由美子抜きで遊びに行くほどの仲で、私にとって大切な友人だ。

「今日子さん、このシャンパン、相当高いらしいですよ! 飲まなきゃソンですよ!」思い出に浸っていると、ふいに隣りの席に座っている女の子が、陽気に声をかけてきた。新婦の友人席に招待されてはいるものの、同じテーブルに座っているのは20代の女子ばかり。
「友人というには、さすがに歳が離れ過ぎか(笑)」

我に返って思わず苦笑する。でも、50歳を過ぎた今でも、自分の感覚は20代の頃とあまり変わっていないのではないかと思う。昔、イメージしていた50代とは全然違う。まだまだ元気で楽しいし、やりたいことだってたくさんある。「今日子さんっておもしろい! LINE交換しましょうよ!」そんな誘いが飛び交うほど、エレナの友人達にもモテモテだ(笑)。披露宴が終わる頃には、私たちのテーブル席に付けられていた名前にちなんで、“バラ組”なんてLINEグループができあがっていた。

***

横浜の結婚式場を出て、私はそのまま実家に向かった。鎌倉を出発した江の電は、ゆっくりと海沿いを進む。

「んあぁぁ〜! 気持ちいい〜」

電車を降りたあと、ほろ酔い気分も手伝って、人目も気にせず思いっきり伸びをした。吸い込んだ空気のしょっぱさが懐かしい。

「おかえり〜」

玄関のドアを開けると、聞き慣れた母の声がした。この「おかえり」は、いくつになってもやっぱり安心する。
都会の華やかな披露宴、20代の子たちとのおしゃべり…。それもすごく楽しいけれど、ゆっくりと静かに流れる時間を感じるのもいいな、と最近になって思う。

「由美子ちゃんの娘さん、キレイだったでしょ?」

そう言いながら母は、私が好きなカモミールティーを淹れてくれる。父は、お気に入りのジャズのレコードをかけながら、私と母の会話を聞いている。
のんびりとした穏やかな夕暮れ時。
いつもと同じ実家の風景だ。
でも、紅茶を淹れる母の手も、レコードに針を落とす父の手も、心なしか前よりもゆったりとした動きになったな、と思う。

(両親のこと、そろそろしっかり考えなきゃ)

そんな想いが胸をよぎる。できれば近くにいてあげたい。実家の静かな環境も悪くない。この街の雰囲気は好きだ。それに、私だっていつか老後を迎えるわけだし。でも、でも……。

***

「ねぇ、どう思う? やっぱり実家に帰った方がいいのかな〜」

とある週末。由美子の家で手土産に持参したワインを飲みながら、先日、実家で感じた葛藤を吐き出す。

「でも、仕事は楽しいし、まだ辞めたくないし。かといって、実家から通って通勤時間が長くなりすぎるのはヤダし。休みの日は遊びたいし、旅行だって行きたいし」

「フフッ(笑)」

「ちょ…、なんで笑うのよ!? 真剣に相談してるのにー!」

「いやいや、そうじゃなくて。今日子の欲張りなところは、昔から変わらないな〜って。全然、実家に帰る気ないじゃない(笑)」

「いやでも、親のことは本当に心配なの。それに自分もさ、老後は落ち着いた環境でのんびり…って思うし」

「だから〜、それが欲張りすぎなんだってば」

「そうなのかなぁ…」

昔から、自分の思うままに行動してきた。でも、年齢を重ねるとそれは欲張りすぎってことになるのかな。やっぱり、何かをあきらめなきゃいけないのだろうか?

急に自分が強欲な女に思えて、ポンポンと口から飛び出していた言葉たちが勢いをなくす。私はただ、自分がやりたいことを、自分のために精一杯叶えてあげたいだけ。後悔したり、人のせいにしたりする後ろ向きな人生はイヤだから。でも、それって欲張りなのかな…。

「今日子さんは、そういう強欲なところが魅力なんじゃない!」

お嫁に行ったはずのエレナがひょっこり顔を出した。

「あら、もう戻って来ちゃったの?(笑)」

「残念でした! マンション買ったから、入居時期の関係で引っ越しはもう少し先なんだ」
「マンション! あなたもなかなかやるわね。どこに買ったの?」
「武蔵小杉。すっごくいいところだよ〜。路線が多くて都心に出やすいのに、緑も多くて静かで落ち着いてるの。スーパーとかも充実してるし、ほどよく生活感があるのもいいんだよね」

マンションのことを語るエレナは、まるで恋する少女のようだ。

「今日子さんもどう? 武蔵小杉! ほら、鎌倉も近いよ!?」

大発見をしたようなキラキラした瞳で私を見つめる彼女に、思わず引き込まれてしまう。

「この子、モデルルームを見に行く前は『全然まだ買うつもりないし。見に行くだけ』なんて言ってたのに、帰ってきたらいきなり『私、買うから。もう決めた!』って言って聞かなかったのよ。まったく、こうと決めたら一直線な性格は、誰に似たんだか」

「由美子がエレナでも、きっと同じこと言ってるわね(笑)。ふーん。そんなにいい街なんだ。でも、武蔵小杉ってファミリー向けの街って感じよね。マンションの間取りもファミリータイプが多そうだし」

「そんなことないよ! 小さめの間取りも結構あったし。今日子さんがご近所さんになってくれたら絶対楽しいよ! 本当に武蔵小杉、いい街だから一度、見に行ってみてよ、ね?」

***

エレナに熱弁されてから武蔵小杉が気になって、通勤時間はほぼ毎日、webで武蔵小杉のマンションを検索するようになっていた。
確かに、都会的な雰囲気と緑豊かで落ち着いた環境のどちらも満たしている武蔵小杉は、由美子がいうところの“欲張りすぎ”な私にはピッタリだと思う。

いつもの会社帰り。
電車に揺られながら、ぼんやりと武蔵小杉のマンションを検索していたとき、スクロールする指がふと止まった。

「smileで行こう。」

そんな広告が目に止まり、何気なくクリックをしてみると「コスギ サード アベニュー ザ・レジデンス」というマンションのHPが開く。
そこには、素敵な笑顔の写真にとともに、

「すべての世代が、自分らしく前に進める街と住まい。」

というキャッチコピーが添えられていた。

「…うん。なんか、いい!」

年齢なんて関係なく、どの世代だって自分らしく暮らしたい。そうよね! それを欲張りだっていうのなら、私はトコトン欲張りに生きてやろうじゃないの!

胃の下の奥深く、体の中心部分がカッと熱く燃え上がるのを感じた。

そして翌日。
早速、モデルルーム見学にやってきた。

(猪突猛進なエレナのこと、笑えないわ…)

そんなことを考えながら、思わずフッと笑みがこぼれる。

営業担当の方が、

「武蔵小杉駅まで徒歩2分圏内で、2駅13路線が利用可能です。都心へのアクセスもよく、鎌倉までもJR横須賀線で一本ですので、帰省される際もとても便利ですよ。ご実家と会社の路線を考えて、武蔵小杉を選ぶ方も多いですね」

と、立地の利便性を話してくれるたび、「ここだ!」というトキメキが高まってくる。

しかも、成田空港までは成田エクスプレスで一本、羽田空港までもリムジンバスが出ているなんて! ……もう、最高!!

最近、先のことばかり考えていたけれど、まだまだ旅行だってしたいし、現役バリバリでアクティブに過ごしたい! 今の自分の欲望が満たされなくちゃ、欲張り女は納得できませんからね。

心の中で、そうつぶやく。

「武蔵小杉はファミリー物件のみだと思われがちなのですが、こちらは1LDKの間取りもございます。共有部の設備も充実しておりまして、屋上のスカイウッドデッキにある大型スクリーンでは映画上映も可能です。ゲストルームは、畳やヒノキの浴槽でゆったりとおくつろぎいただけるよう、温泉旅館のような雰囲気となっております」

さすが営業さん。私のツボに刺さることを見事なまでにスバッと突いてくる。 確かに、こんなステキなゲストルームがあれば、両親も気兼ねなく遊びに来られそうだ。
それに……。パンフレットを見ていた私の手が止まる。

「あの、これってもしかしてレコードプレーヤーですか…?」

「そうなんです。37階にあるプライベートラウンジには、レコードプレーヤーが設置されていて、お好きなレコードをかけていただけるんですよ」

夜景を見ながらお気に入りのジャズを聴く、幸せそうな父の姿が目に浮かぶ。

周辺環境も充実していて、救急病院や区役所、郵便局、警察もすべて徒歩圏内。
マンションの1階部分には、商業施設もあって暮らしには困らなそうだ。

それに、実家の地形と違って、この辺は坂道が少ないのも将来を考えると安心できる。

最後に、「マンションの近くにはとっても人気のパン屋さんがあるんですよ。実は私、ここのパンが大好きで、毎日お昼に買っているんです」と、ちょっとだけ照れくさそうに教えてくれた。

***

「ってことで、私マンション買っちゃいました!」 ポカーンと口を開けたまま私を見つめる由美子とは対照的に、「キャー! やった!!」と子供みたいにピョンピョンと飛び跳ねるエレナ。

由美子ご自慢のティーセットが、あやうくトレーから滑り落ちそうになる。

「遠くの母親より、近くの今日子さんだよ。ホムパしよ、ホムパ!」

そんなエレナを見ながら、「アハハハ! さっすが今日子だわ!(笑)」と由美子が豪快に笑う。それを見て、私もつられて思いっきり笑った。

両親は、私がマンションを買ったと聞いたら「実家には戻らないのか」と寂しそうな顔をするかもしれない。そんなふうに思っていたけれど、「そんなにいい環境なら、私たちも買っちゃおうかしら。ね、お父さん?」と、母はおちゃめに笑った。
予想もしなかった言葉に驚いたけど、今は「それもいいな」と思い始めている。

都心でアクティブに過ごしたい。
静かな環境で落ち着いて過ごしたい。

どっちも私の本音で、どっちもあきらめたくない。欲張りなのが私なのだ。

欲張り“すぎ”な私が恋に落ちたのは、武蔵小“杉”だった…なんて、こんなしょうもないダジャレをエレナに言ったら、きっと「今日子さん、オヤジギャグやめてよ〜!」って笑われるだろう。

でも、そんなご近所付き合いも楽しそうだ。
新生活を想像して、思わず笑みがこぼれる今日子だった。

今回紹介したマンション

パークリュクス大阪京町堀

住宅・商業業務・公共公益の3用途が一体となった複合施設の中に誕生する新築マンション。
JR線「武蔵小杉」駅徒歩1分、東急線「武蔵小杉」駅徒歩2分、2駅13路線利用可能、都内直通アクセス。
この物件サイトを見てみる >>

※1※2※3※4※5※6 掲載の完成予想CGは、全て計画段階の図面を基に描き起こしたもので、形状・色・外観形状の細部・アートやオブジェ・設備機器・アンテナ等、および屋上部に設置されている設備等は表現しておらず、実際とは異なります。家具、アートやオブジェ、調度品、照明、備品等は計画段階の内容で今後変更となる場合がございます。表現されている植栽は施工上の都合あるいは行政指導等により、設定位置・樹種・樹高・本数等変更となる場合があります。また竣工から初期の生育期間を経た状態を描き起こしたもので、竣工時は植物の生育を見込んで必要な間隔をとって植えております。
※3 ゲストルームの宿泊人数は制限がございます。ご利用の際は管理規約に従っていただきます。サービス内容は未決定のため今後変更となる場合がございます。契約に基づいた条件・期間においてサービス提供を行います。サービス内容は管理委託契約に準じます。有料およびご予約が必要なものがございます。
※4※5 共用施設のご利用には一部有料およびご予約が必要なものがございます。ご利用の際は管理規約に従っていただきます。サービス内容は未決定のため今後変更となる場合がございます。契約に基づいた条件・期間においてサービス提供を行います。サービス内容は管理委託契約に準じます。有料およびご予約が必要なものがございます。
※6 敷地内および建物内外に店舗等の看板が設置されますが、設置場所、形状等が未定のため、表現はしておりません。
※7※8 表示距離については現地からの地図上の距離を、徒歩分数表示については1分=80mで計算(端数切り上げ)したものです。掲載の写真は2016年4・6月に撮影。

Recommended もっとマンションを見てみたいと思ったら… おすすめ物件 女性ならではの視点で、おすすめポイントを分かりやすく紹介します。
PAGE TOP